壬生町おもちゃ博物館
昭和30年代から玩具工場の誘致を進め、現在では多数の有名玩具メーカーの工場が建ち並ぶ栃木県壬生町(みぶまち)。
おもちゃ団地を抱える「おもちゃのまち」として知られています。
そんな壬生町を代表する観光スポットが壬生町おもちゃ博物館です。
タカラトミー・バンダイ・エポック社など、多数の有名玩具メーカーの協力のもと、1995年に町立施設として開館されました。
その後、複数回のリニューアルを重ね、壬生町NO.1の人気スポットになっています。
壬生町総合公園の一画に位置し、隣接するとちぎわんぱく公園と共に、ちびっ子たちの笑顔と歓声が溢れるスポットです。
3階建ての大きな建物です。
中世のお城のような外観に、入る前からわくわくしてきます。
館内に足を踏み入れれば、そこはおもちゃの国。
広々とした空間に、大型の遊具をはじめ、たくさんのおもちゃが並んでいます。
1階中央部には、なかにわ・おもちゃとあそびのへや・きんぐとくぃーんの3スペース。
「なかにわ」は屋外スペースとなっています。
深さ35センチのプールがあり、夏には水遊びにはしゃぐ子供たちでいっぱい！
浅いので幼児でも安心して水遊びが楽しめます。
夏以外には水が抜かれ、三輪車やくるま等の乗り物おもちゃが用意されます。
なかにわの奥には「おもちゃとあそびのへや」。
下にはマットが敷かれ、プラレールやおままごとセットなどのおもちゃが用意されています。
ちびっ子がおもちゃを手に取って遊べるスペースです。
わなげや玉入れなどもあり、パパママやおじいちゃんおばあちゃんと一緒に遊ぶこともできます。
1階の一番奥には「きんぐとくぃーん」。
こちらは2階まで吹き抜けになっています。
キングとクイーンのデザインの、中に入って遊べる大型遊具を設置。
室内アスレチックのような空間です。
チューブ状のくるくる滑り台は大人気！
この他１階には「おもちゃれっすんるーむ」があり、こちらではオリジナルのリカちゃん人形を作れます。
おもちゃ博物館のリカちゃんは一般には販売されていない限定品。
たくさんのドレス・帽子・ピアス等のパーツから自分の好きな物を選び、自分だけのリカちゃんを作ってみましょう(1セット3,500円)。
2階には、なりきりスタジオ・げーむのひろば・あかちゃんひろばなど、多彩なルームが揃っています。
中でもおすすめなのは「おもいでひろば」と「ぶりきのひろば」です。
「おもいでひろば」には1960年代から現在までの色々なおもちゃが展示されています。
年代ごとに展示されていて、おもちゃの技術やデザインの移り変わりを学べます。
お母さん・お父さんは実際に遊んだことのあるおもちゃに再会できるかもしれません。
おもちゃを通して、お子さんとの会話が弾むコーナーです。
「ぶりきのひろば」には昔懐かしいブリキのおもちゃを展示。
ブリキのロボットや車など、貴重なアンティークおもちゃが並んでいます。
おじいちゃん・おばあちゃんは懐かしさに満たされることうけあい！
3世代でおもちゃ談議が盛り上がるルームです。
また、2階の手前側は屋外休憩コーナーとなっていて、こちらから1階のなかにわで遊ぶお子さんを見守ることができます。
3階には「そらのひろば」。
吹き抜けの「きんぐとくぃーん」の上部にある円形のスペースです。
飛行船の形の中に入って遊べる遊具がセットされています。
展望スポットとしてもおすすめ！
360度ビューを望め、天気の良い日には雄大な日光連山も眺望できます。
本館と繋がっている2階建ての別館も魅力！
1階の「わくわく夢広場」ではおもちゃ病院(修理)などのイベントを開催。
2階には「鉄道模型の部屋」。
精巧な大型鉄道ジオラマが2つあります。
コントローラーも設置されていて、運転士気分も味わえる人気スポット！
鉄道ファンはもちろん、ちびっ子も楽しめるコーナーです。
この他、館内にはおもちゃ屋さん(お土産コーナー)などの色々なコーナーがあります。
授乳室やおむつ替えベッドもあり、小さなお子様連れのママパパも安心！
エレベーターや車椅子トイレも完備されています。
ちびっ子はもちろん、親子3世代で楽しめる人気観光スポットです。
住所：栃木県下都賀郡壬生町国谷2300
TEL：0282-86-7111
入館料
おとな(高校生以上) 600円
こども(4歳から中学生) 300円
開館時間
9時30分〜16時30分
8月は17時まで開館
休館日
毎週月曜 年末年始(12/28〜1/2)
月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日
8月は休まず開館
アクセス
東武宇都宮線おもちゃのまち駅or国谷駅からタクシーで約5分（徒歩30分）
(おもちゃのまち駅からはレンタサイクルも利用できます)
北関東自動車道壬生ICから車で約3分