壬生町の観光と歴史

壬生町周辺の寺社仏閣

壬生町周辺の寺社仏閣

 

壬生町周辺の寺社仏閣

 

壬生町の中心部には壬生駅から歩いて行ける神社仏閣がたくさんあります。
ここでは壬生駅近くの神社仏閣の一部をご紹介します。

 

<雄琴神社>


壬生駅から徒歩10分足らずの場所にある壬生の総氏神・総鎮守です。
創建は寛治5年(1091年)。
最初は藤森神社と呼ばれていましたが、戦国時代に当地を治めていた壬生彦五郎胤業が壬生氏の租・小槻今雄公を合祀して、雄琴大明神と社号を改めました。
「伊勢へ七たび 熊野へ三たび 雄琴様へは月参り」と謳われ、長きに渡り地域の人々に愛されてきた神社です。

 

小さいながら、風格を帯びた雰囲気抜群の神社です。
銅製鳥居は栃木県指定文化財、隋神門と拝殿は壬生町指定文化財になっています。

 

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こちらで御朱印帳を購入して、壬生町の神社の御朱印集めをするのもおすすめです。
かわいらしい「五色豆守」は若い女性に人気のアイテムです。

 

住所:栃木県下都賀郡壬生町通町18-58
TEL:0282-82-0430
アクセス:東武宇都宮線壬生駅から徒歩約7分

 

<興光寺>


雄琴神社と城址公園の中間、壬生の市街地にある大きなお寺です。
室町時代に良納上人により創建され、当時は福和田という場所にありましたが、江戸時代に当地に移されました。
三代将軍・徳川家光公が日光に埋葬される際、仮通夜が行われた寺院です。
その後は徳川家から庇護され、葵紋が贈られました。
山門や本堂の瓦には葵紋が掲げられ、家光公の位牌も安置されています。

 

浄土宗の寺院であり、浄土宗の名僧・呑龍上人(どんりゅうしょうにん)の像が尊置されています。
呑龍上人は戦国末期から江戸初期の僧侶で、戦災孤児や捨て子などを引き取って養育したことから、「子育て呑龍様」の名で親しまれています。
子育て祈願にもおすすめのお寺です。

 

壬生は戊辰戦争の際、戦場となった地です。
境内には官軍側の戦死者を葬った政府軍官修墓地もあります。

 

住所:栃木県下都賀郡壬生町通町7-13
TEL:0282-82-0233
アクセス:東武宇都宮線壬生駅から徒歩約10分

 

<常楽寺>


興光寺の北300m程の場所にある曹洞宗の寺院です。
室町時代中期に壬生筑後守胤業公により創建されました。
壬生氏の氏寺として栄え、江戸時代になってからも壬生城主・鳥居忠英公の庇護を受けて鳥居家の菩提寺となりました。

 

壬生の歴史を伝える立派な古刹です。
山門前では普賢菩薩様が乗っている愛らしいゾウさんの像が迎えてくれます。
本殿は荘厳な欅造り。
鳥居忠英公の肖像画や古文書等など、多数の貴重な歴史資料を保管しており、資料館も併設されています。
また、境内には壬生家・鳥居家歴代の墓地や壬生藩蘭学医・斎藤玄昌の墓地などの史跡もあります。

 

常楽寺を参拝する際、ぜひ見学したいのがお庭。
茶室まで備えた、広い立派な庭園があります。
多種多彩な植物が植えられており、季節によって桜・菖蒲・睡蓮・山法師・雪の下などが咲き誇り、四季折々の景観美を観賞できます。
枯山水の裏庭も実に見事で、秋にはモミジが紅葉に染まり、幻想的な造形美を楽しめます。

 

住所:栃木県下都賀郡壬生町本丸1-1-30
TEL:0282-82-0225
アクセス:東武宇都宮線壬生駅から徒歩約15分

 

上記の3社寺の他、壬生駅から歩いて行ける範囲には多数の神社仏閣があります。
日本三体地蔵尊の一つである縄解地蔵、町指定天然記念物のかやの樹がある興生寺、壬生藩絵師・平出雪耕の碑がある豊栖院など、いずれも魅力的なスポットです。

 

壬生町では壬生駅を起点に、町内の社寺仏閣をはじめとする観光スポットをめぐる「ゆうがおウォーキングコース」を設定しています。
5kmの初心者コースと9kmの健脚コースがあり、壬生の自然景観や文化・風土を感じながら観光スポットを回れるウォーキングコースです。
コース上には地元のスイーツ屋さんなど、多数のグルメスポットもあります。
壬生駅周辺だけでなく、壬生町北部の観光スポットを回るコースも設定されています。

 

健康づくりも兼ねて、ウォーキングで壬生観光を楽しんでみるのもおすすめです。

 

壬生町公式WEBサイト 観光情報散策コース
http://www.town.mibu.tochigi.jp/docs/2015021800018/